情報
1.情報について
作成された図形は、いろいろなアイテムで構成されています。
そのアイテムは、それぞれ属性やパラメータなどの情報をもっています。
また、作業をしている環境として、各種のモードや、設定があります。
これらの情報を表示したり、測定したりすることができます。
(1) アイテムごとの情報
- アイテムによって次の項目が表示されます。
- 長さの単位・・・mm 角度の単位・・・度(degree)
- 座標値・・・ 作業座標系上の座標値
- 始点=S、終点=E、中心点=C
- 法線ベクトル・・・X方向=I成分、Y=方向=J成分、Z方向=K成分

(2) モデルファイル中のアイテム構成
- モデルファイルを構成しているアイテムについて、クラスごと、アイテムタイプごとの個数が表示されます。
(3) モデルファイルの情報
- 次の項目が表示されます。
- ・モデル名称
- ・UID名称
- ・ユーザシンボルファイル、ユーザパターンファイル
- ・現在の属性(クラス番号、線種番号、線幅番号、ペン番号)
- ・現在のシンボル、サブモデルの配置レベル
- ・現在のモード(作業座標系、プロジェクションモード、IDスイッチ、ウィンドウモード、スクリーン番号)
- ・マスクの状態
(4) ウィンドウの情報
- 次の項目が表示されます。
- ・ウィンドウ名称
- ・MIN-MAXエリア
- ・軸ベクトル
- ・スケール
- ・現在の表示領域
- ・グリッドの状態
- ・ウィンドウモードの状態
- ・ウィンドウの深さ
- ・Z−クリッピング
(5) モデルファイル中の名称リスト
- 次の項目が表示されます。
- ・アイテム名称
- ・グループ名称とその名称をもつアイテムの個数
- ・シンボル名称とその名称をもつアイテムの個数
- ・サブモデル名称とその名称をもつアイテムの個数
3.測定
(1) 距離と角度・・・・・・・・・・・コマンド[測定]MASR
- ・線分の長さや円、円弧の直径や半径が測定されます。
- ・線分の長さや折れ線、多角形の総長さが測定されます。
- ・2つのアイテム間の最短距離が測定されます。
- ・線分の軸方向の長さが測定されます。
- ・3点で作成される角の角度や2線分のなす角度が測定されます。
(2) 断面性能・・・・・・・・・・・・
コマンド[断面性能]MARE
- 閉領域について次の項目が測定されます。
- ・面積(cm2)
- ・全周長(mm)
- ・外郭の周長(mm)
- ・X軸に関する断面一次モーメント(cm3)
- ・Y軸に関する断面一次モーメント(cm3)
- ・図心のX座標
- ・図心のY座標
- ・X軸に関する断面二次モーメント(cm4)
- ・Y軸に関する断面二次モーメント(cm4)
- ・極二次モーメント(cm4)
- ・極二次半径(cm)
- ・X軸に関する断面二次半径(cm)
- ・Y軸に関する断面二次半径(cm)
- ・X軸に関する上縁側の断面係数(cm3)
- ・X軸に関する下縁側の断面係数(cm3)
- ・Y軸に関する上縁側の断面係数(cm3)
- ・Y軸に関する下縁側の断面係数(cm3)
- ・断面相乗モーメント(cm4)